日暮れのあと
発売日: 2026年4月7日
ISBN: 9784167924966
792円
【誰だって、人に知られたくない秘密がある。】
「過ぎてみれば、全部、どうってことなかった」
こんなに心を震わす小説が、他にあるだろうかーー?
孤独、死、性愛と情熱、そして嫉妬……
人に悟られたくない、繊細な心の機微を見事に描く極上の短編小説集。
【解説・小川洋子】
老いを感じながら山裾で暮らす童話作家の72歳の雪代。庭を訪れた植木屋の若者から、還暦過ぎの風俗嬢への一途な恋心を聞き嫉妬するが…(表題作)。自分の夫と一緒に死んだ女に、線香をあげる妻が放つ不穏な空気(「喪中の客」)。
誰しも運命に逆らえず秘密を抱えて生きていく。
短編の名手・小池真理子が放つ、至高の7編。
〈あの人に抱いた、言葉にできない想いーー〉
・いつものように彼女に請われても、彼は化粧をしようとしなかった。(「アネモネ」)
・ある日、朽ち果てて使われなくなった玄関のブザーが鳴った…(「喪中」の客)
・若かったおばの白いふくらはぎと甘ったるい声が、彼女の遺骨を抱いて蘇る(「ミソサザイ」)
・40歳の時に恋をした相手は、大学生。旅館で親子と間違われて…(「微笑み」)
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
「文春文庫」シリーズの第4巻(既刊44冊)として、シリーズの流れに連なります。4月発売の小説・書籍171冊中、163位の低価格帯で手に取りやすい価格設定です。文藝春秋は普段金曜発売が中心ですが、本作は火曜発売と異例のスケジュールです。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
文春文庫 シリーズ
第4巻 / 全44巻
同日発売(火曜日)
64件
同ジャンル 10件
文藝春秋 の発売傾向
金曜日が最多
本作は火曜発売
4月の小説・書籍内 価格順位
163位 / 171件中