医学のあゆみ 日本における臓器移植の「青写真」─脳死ドナー300件時代に向けて 2026年 298巻1号 7月第1土曜特集[雑誌]
発売日: 2026年7月3日
ISBN: 4912204710769
2,970円
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・日本において、脳死下の臓器提供数は近年増加傾向にあり、2025年には過去最多となる146件が報告された。しかし、国際的にみると人口100万人あたり約1.1人/年にとどまっており、他の先進国と比較して依然低水準である。
・脳死下臓器移植は多職種の高度な協働を要する医療であり、実施施設に大きな負荷をもたらす。各施設の移植受け入れ体制強化、臓器ごとの特性に応じた多様な課題、緊急度をふまえた臓器斡旋システムのあり方、新しい臓器保存技術の導入、増加する移植後患者の長期管理など、検討すべき課題は少なくない。
・本特集では、日本における脳死下臓器提供の現状、移植実施施設が直面する課題、そして臓器別の現状と展望について、各専門家たちが解説する。
■第1土曜特集 日本における臓器移植の「青写真」--脳死ドナー300件時代に向けて
・はじめに
●システムとしての臓器移植
・いかに臓器提供者数を増やしていくのかーー臓器提供施設の現状と課題
〔key word〕脳死下臓器提供、ドナー候補、脳死判定、選択肢提示
・日本臓器移植ネットワークの現状と課題
〔key word〕臓器提供、移植、あっせん機関
・臓器摘出の現在と将来に向けた取り組み
〔key word〕互助制度、器械搬送、ハンズオンセミナー
・臓器移植対策推進のための行政の役割
〔key word〕臓器移植政策、あっせん機関改革、移植実施施設支援、世論調査
・日本移植学会の現在と将来の使命
〔key word〕日本移植学会(JST)、脳死移植、互助制度、医師の働き方改革
●ドナー300件時代を迎える移植実施施設の課題
・手術室への負担と解決への道筋
〔key word〕脳死臓器移植、手術部、定時手術、緊急手術
・麻酔科への負担と解決の道筋
〔key word〕麻酔科、働き方改革、チーム制、肺移植
・移植の件数増加に伴う臨床工学技士の負担と解決への道筋
〔key word〕体外循環、出血リスク、セカンドオンコール、持続可能性
・ICUへの負担と解決への道筋
〔key word〕集中治療室(ICU)、臓器移植医療、病床不足
・臓器移植患者を受け入れる一般病棟の課題ーー病棟管理と看護に焦点をあてて
〔key word〕臓器移植、一般病棟(病棟)、看護師配置、看護の専門性、地域連携
・移植実施施設の増加か集約化かーー“脳死ドナー300件時代”を見据えた現実解
〔key word〕施設増加、集約化、地域中核拠点(RTC)、高度拠点(ATC)、ハイブリッド型モデル
・移植内科医の育成と地域連携
〔key word〕移植内科医、医学教育、地域連携、タスクシフト、地域医療
●臓器別にみた日本の臓器移植の現状と課題
・心移植300例時代は到達可能なのか?
〔key word〕心移植、Status 1a、循環停止後臓器提供(DCD)ドナー
・肺移植の現状と課題
〔key word〕肺移植、脳死肺移植、生体肺移植、肺および心肺移植研究会
・肝移植の現況
〔key word〕脳死肝移植、生体肝移植、マージナルドナー、機械灌流、過小グラフト症候群(SFSS)
・腎・膵移植の現状と課題
〔key word〕献腎移植、生体腎移植、膵腎同時移植
・日本における小腸移植の現状と展望ーー腸管不全登録と国際動向をふまえた治療戦略の最前線
〔key word〕小腸移植、腸管不全、腸管リハビリテーション、GLP-2アナログ、腸管不全関連肝障害(IFALD)、多臓器移植
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
7月発売の雑誌644冊中、価格は上位6%(40位)に入る高価格帯。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
同日発売(金曜日)
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