私がみた戦時下の中国・台湾
発売日: 2026年6月2日
ISBN: 9784908672897
1,980円
日中戦争からアジア太平洋戦争の時代、国策会社である満鉄・華北電電・中華航空の通信技士だった父に連れられて中国大陸と台湾を転々とした一人の少年がいた。アカシアの街・大連から最前線の街・開封へ、さらに大都市の天津から国際都市・上海、そして海を渡り台湾へ。彼がそこでみた光景と出会った人々、そしてそのなかで感じ、思ったことはどのようなものだったのか。戦時下にあった帝国日本外縁の様相を実際に経験した著者が描いた貴重な回想の記録。中国近現代史研究者の久保亨(元・信州大学教授)の解題も付す。
第一章 満洲から中国大陸を転々と
父の満鉄就職/アカシアの大連での生活/旅順への小旅行/
父の華北電電への転職、そして開封へ/日本軍兵士たちと出遭う/
銃撃戦の洗礼を浴びる/銃撃戦の洗礼を浴びる/開封での生活(その1)/
開封での生活(その2)/父のビンタ/天津へ/命びろいをする/南京へ向かう/
上海での生活の始まり/あっという間に終わった上海での生活/
久しぶりの日本、しかしすぐに台湾へ
第二章 台湾の日々
台湾へ向かう/台北での生活の始まり/台北の中心街への引っ越し・転校/
台北空襲と伯母の帰国/「特攻隊だけはいかん!」/後藤先生/台湾空襲/
台湾空襲のあとの疎開/敗戦の日/
第三章 敗戦後から引き揚げへ
敗戦直後の台北/つらかった学校生活/往復ビンタをくらう/引き揚げが始まる/
さらば台湾よ/日本の土を踏む/久しぶりの我が家/
解 題…久保 亨(元・信州大学教授)
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