イタリア人 あるいは黒悔悛会の懺悔室
発売日: 2026年10月21日
ISBN: 9784867931585
5,940円
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侯爵家の息子ヴィヴァルディに見初められたエレナ。
快く思わぬ侯爵夫人は邪悪な修道士を使い、二人を
引き裂こうとする。苦境に陥った彼らの運命はーー
ゴシック小説の傑作にして探偵小説の源流。『ユドルフォ城の怪奇』に続いて
執筆された、著者生前最後の長篇であり最高傑作。半世紀ぶりの新訳成る!
「恥辱ですって!」侯爵夫人は叫んだ。「導師様、貴方は……貴方は……恥辱とおっしゃるのですか……ずいぶん強いお言葉だこと……でも、おっしゃるとおりかもしれません……そしてわたくしたちは、その恥辱に甘んじなければならぬのでしょうか……そんなことに甘んじられるものでしょうか……」
「救済策はありませんな」スケドーニは冷ややかに言った。
「まあ、何ということでしょう……」侯爵夫人は叫んだ。「こんな罪深い結婚を阻止する、いえ、少なくとも罰するような法がないだなんて(…)人の家に土足で入り込んで、その家名に泥を塗る(…)そんな女は、国事犯とほとんど同列の罰を受けて然るべきですわ。何しろ国の一番の支えとなっている一族に害をなしたのですから。そういう女はーー」
「ほとんど同列、ではなく、まさに同列の罰を受けるべきです」聴罪師が代わって言った。「そういう女が値するのはーー死、あるのみです」(本書より)
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
10月発売の小説・書籍1010冊中、価格は上位1%(11位)に入る高価格帯。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
同日発売(水曜日)
377件
同ジャンル 63件
作品社 の発売傾向
水曜日が最多
本作は水曜発売
10月の小説・書籍内 価格順位
11位 / 1010件中