『ボヴァリー夫人』論〔増補決定版〕 上
ちくま学芸文庫 ハー1-11 (レーベル)
発売日: 2026年7月13日
ISBN: 9784480513762
2,090円
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「何も書かれていない書物」たることを夢見て生み出された『ボヴァリー夫人』。この作品をどこまでもその「テクスト的な現実」に即して分析したものが本書である。「エンマ・ボヴァリー」という固有名詞の不在の指摘を嚆矢として、手や足、数字といった細部の考察、さまざまなフィクション論などをめぐる批判的検討がなされる。周到かつ繊細な読解によって明らかとなる細部相互の齟齬と照応、差異と類似の共鳴。それらを通じ、テクストがまぎれもなく運動の惹起やみずからの変容、つまりは生成の流動とともにあることを読者はつぶさに知らされるだろう。蓮實批評の方法を大規模に示した代表作。
凡例
序章 読むことの始まりにむけて
1 散文と歴史
2 懇願と報酬
3 署名と交通
4 小説と物語
5 華奢と頑丈
6 塵埃と頭髪
註
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
本作は蓮實 重彦の初期作品(通算1作目)として位置づけられます。筑摩書房は普段金曜発売が中心ですが、本作は月曜発売と異例のスケジュールです。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
蓮實 重彦 の1冊目
1 / 累計3冊
蓮實 重彦 の平均価格比
-697円
平均: 2,787円
同日発売(月曜日)
75件
同ジャンル 31件
筑摩書房 の発売傾向
金曜日が最多
本作は月曜発売
7月の小説・書籍内 価格順位
142位 / 959件中