シュルレアリスム 越境する想像力

シュルレアリスム 越境する想像力

谷昌親

国書刊行会

発売日: 2026年6月26日

ISBN: 9784336078711

4,180円

シュルレアリスム研究の最前線ーー 『シュルレアリスム宣言』100周年を経た成果 近年、新資料が陸続と刊行され、シュルレアリスム研究は新しい局面を迎えている。 ブルトン、マッソン、ダリ、タンギー、アルプ、マン・レイ、オッペンハイム、クノー、アルノー、バタイユ、ヘーゲル、ラカン、瀧口修造、日本及びベルギーのシュルレアリスム…… 『シュルレアリスム宣言』刊行100周年のシンポジウム「クロスオーバー シュルレアリスム」(早稲田大学、2024)の成果に、多方面のアプローチを加えた、14名による詩論・絵画論・精神分析・身体論ほか15本。 今なおわれわれを惹きつける、アクチュアルなアヴァンギャルド探求。 「シュルレアリスムは、ひとつの明確な理論をテーゼとして共有する集団ではないし、新しい文学流派(あるいは芸術流派)を標榜する運動でもない。目の前の現実の習慣的なあり方を疑問視し、誰もが当然のように受け入れている既成の生き方に対して反抗することから出発した実践の試みだったはずである。そうした実践だからこそ、歴史の枠組みにはめ込まれて記念碑化されることなく、いまなお新たな輝きを放てるのだ」(「はじめに」より) 【目次】 はじめに 第1部 収斂するシュルレアリスムーーアンドレ・ブルトンという磁場 「意味は「見る」ことができるーーブルトンのコラージュ詩(一九二四年四月)」鈴木雅雄 「オートマティックなユーモアーー『黒いユーモア選集』再読」中田健太郎 「愛の標本箱ーーアンドレ・ブルトンのポエム=オブジェ《パノプリ》」前之園 望 「シュルレアリスムと小説の遠くて近い関係ーーなぜブルトンは『ナジャ』を書かねばならなかったのか」谷 昌親 「ネットワークとしての内的モデルーーシュルレアリスムによる「模倣の法則」」齊藤哲也 「シュルレアリスム、アヴァンギャルド、そして革命」オリヴィエ・プノ=ラカサーニュ 第2部 拡散するシュルレアリスムーー多様なグループ、ジャンル、地域 「ブロメ通り四五番地から『ドキュマン』へ」谷 昌親 「レーモン・クノーはシュルレアリストか?」クリステル・レジアニ 「ラカン、かつてのシュルレアリスト」久保田泰考 「「具体的なもの」をめぐってーー抽象芸術、シュルレアリスム、ヘーゲル」長尾 天 「シュルレアリスト写真家」を超えてーー一九三〇年代フランスにおけるマン・レイの写真的自己定位」木水千里 「第八回シュルレアリスム国際展における身体を介した関係性」松岡佳世 「フランスにおける日本のシュルレアリスム受容を考えるーーブルトンの「返送受け取り拒否」について」マニゴ ヴァンサン 「取りのこされたシュルレアリスムーーナチス占領下フランスにおける「ペンを持つ手」」進藤久乃 「パリから遠く離れてーーアンテルナシオナル・レトリストとブリュッセルのシュルレアリスム」門間広明 あとがき

この本の見どころ (キョウハツ独自解説)

6月発売の小説・書籍925冊中、価格は上位2%(16位)に入る高価格帯。

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6月26日の同日発売