おもいでホームクッキング
発売日: 2026年6月5日
ISBN: 9784094075724
847円
レシピに宿る思い出、心動かす美味しい物語
美味しく、前を向く。
もう二度と会えないあの人の、大切な味をもう一度。
ここは鎌倉・つだやまホームクッキング。
鶴岡八幡宮手前を曲がり、木立ざわめく石段を登ると現れる古民家、「つだやまホームクッキング」。母を亡くしてからモノクロの日々を過ごす野川智也は、講師の津田山とその息子・心路からスカウトされ、この料理教室でアルバイトをすることに。
ここでは故人のレシピを調査・再現するコースがあり、「あの味にまた会いたい」と願う人々が訪れる。夫が娘たちに作っていた「まじかるおにぎり」、バリスタを目指していた青年が両親に淹れた「ケーキのような」カフェオレ、厳格な恩師が同窓会に差し入れた独特ならっきょう漬け……。やがて野川は、津田山にも長年探している味があると知り……。
レシピに宿る思い出に、きっと涙する。心動かす美味しい物語。
【編集担当からのおすすめ情報】
味で、香りで、料理で、「あのとき」や「あの人」のことを思い出す。
そんな経験をしたことはありませんか?
私は紫蘇梅干し(はちみつ無しの酸っぱいもの!)を食べると亡き祖母を思い出します。
依頼人の記憶や故人とのエピソードから、オリジナルレシピをよみがえらせ、料理を通じて大切な人と再会させてくれる料理教室「つだやまホームクッキング」。
・甘くてしょっぱい?「まじかるおにぎり」
・ケーキのような?「カフェオレ」
・独特な香りの?「らっきょう漬け」
・鮮やかな赤色の?「カレー」
これらに込められた想いに、涙と、あたたかな気持ちがあふれる作品です。