不倫が好きな文豪たち 未読でも既読でも楽しめる日本文学入門
発売日: 2026年10月1日
ISBN: 9784041164921
2,090円
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『源氏物語』、『赤と黒』、『アンナ・カレーニナ』etc.
ベストセラーの鉄板ジャンルだが……
日本の先駆者は三島由紀夫でなく大岡昇平だった!
日本文学を偏愛し、恋愛下手も自認する翻訳者が「不倫文学」から日本人の恋愛観、価値観の変化まで浮かび上がらせる。
文学は禁忌と背徳との格闘史だ!
日本で不倫文学がブームになるのは敗戦後のことだった。
それ以前、姦通罪があった時代に挑んだ、実は挑戦作の近松門左衛門『堀川波堤』、夏目漱石『それから』。
最初の不倫もののベストセラーとなった大岡昇平『武蔵野夫人』。国会質問で非道徳として俎上に挙げられた谷崎潤一郎『鍵』。よろめきブームという社会現象を生んだ三島由紀夫『美徳のよろめき』。
更に不倫文学を確立させた向田邦子、瀬戸内寂聴からは『阿修羅のごとく』と『田村俊子』を。
そして、忘れてならない原点『神曲』と『源氏物語』。
未読でも既読でも楽しめる日本文学入門。
【目次】
はじめに めくるめく不倫ワールド
プレリュード 地獄に落ちてもDESIRE ダンテ・アリギエーリ『神曲』
第一幕 古典的不倫マニュアル
第一場 光源氏とオンレジの片割れ 紫式部『源氏物語』
第二場 下級武士の悲鳴 近松門左衛門『堀川波堤』
第二幕 文士たちの華麗なる姦通
第一場 近代精神の罠 夏目漱石『それから』
第二場 覗きの共犯者に仕立てられた読者 谷崎潤一郎『鍵』
第三幕 よろめきの誕生
第一場 欲望の資本主義 大岡昇平『武蔵野夫人』
第二場 ミシマ・アラ・モード 三島由紀夫『美徳のよろめき』
第四幕 女が語る不倫の本音
第一場 不倫の本家 瀬戸内寂聴『田村俊子』
第二場 食べることと裏切ること 向田邦子『阿修羅のごとく』
おわりに
主な参考文献
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
KADOKAWAは普段金曜発売が中心ですが、本作は木曜発売と異例のスケジュールです。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
同日発売(木曜日)
1216件
同ジャンル 34件
KADOKAWA の発売傾向
金曜日が最多
本作は木曜発売
10月の小説・書籍内 価格順位
83位 / 511件中