私たちがやったこと
発売日: 2026年5月7日
ISBN: 9784911605035
2,530円
互いが不可欠になるために、耳を聞こえなくした“私"と、目を見えなくした“あなた”。
「私」と「あなた」という人間関係の愛の行方を描いたレベッカ・ブラウンの傑作短篇集を復刊!
復刊にあたり、レベッカ・ブラウンによる「二〇二六年復刊に向けての著者あとがき」を収録。
また、訳者・柴田元幸は、訳文のジェンダーを曖昧化する方向に修正。
装画は金井冬樹による描き下ろし。
あらためて、「私」と「あなた」という人間関係は何なのか、思いを巡らせることができる7短篇を収録しています。
“いまこれらの物語を読んでいて、私は語り手たちに、そして物語を書いた人間に言ってやりたいーーいつかあなたもその幻滅と怒りを乗り越える、生き抜いて、大丈夫になる、と。そうならせてくれた経験を有難く思うようにさえなる、と。”
(二〇二六年復刊に向けての著者あとがきより)
“レベッカ・ブラウンといえば、まずは、エイズ患者たちを助けた体験に基づく『体の贈り物』と、
幻想的で力強い文章で男女・女女・男男関係の力学を浮き彫りにする本書『私たちがやったこと』を読んでもらいたいーーと、訳者としては思う。”
(二〇二六年復刊に向けての訳者あとがきより)
“どんなに手を尽くしても、決して思い通りにはならない「あなた」と向き合うことでしか辿りつけない「私」がいる。そこでは「悲しいね」と「優しいね」が同等の言葉として響くから、わたしはいつも泣いてしまう。”
(きくちゆみこによる推薦コメント)
結婚の悦び
私たちがやったこと
アニー
愛の詩
ナポレオンの死
いい人間
悲しみ
訳者あとがき
二〇二六年復刊に向けての著者あとがき
二〇二六年復刊に向けての訳者あとがき