トラジはききょうの花
シリーズ〈声は流れる〉 (レーベル)
発売日: 2026年11月5日
ISBN: 9784910751078
2,420円
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一度読んで忘れられなかった 銀子さん
1980年から 今まで ずっと。
ーー斎藤真理子
わたしたちは、不均衡な言葉の川をみずからの言葉をもって泳いでゆく。見えない不均衡を見よう。自分自身を生き抜きたいという欲望を恐れず抱こう。
ーー奥田直美
いまわたしを「ぎんこ」という名で呼ぶ人はだれもいない。常に本名を名のり、呼んでもらっている。その歴史は自分のものであり、わたしたちの子どもが、名前を使い分けるという時代をくぐりぬけることなく、自分を認識し、生きていくこと。それは尊く、〈二世〉であるわたしの獲得した生でもある、と思う。
ーー本書より
「わたしの〈ものがたり〉は日本に生まれ育ったことからはじまる」。「ぎんこちゃん」と呼ばれていた少女が、なぜ李銀子(イ・ウンジャ)を名乗るようになったのか。〈在日〉の家族の歴史、北朝鮮に渡った姉の記憶、そして韓国ソウルへの留学と伽倻琴とともに歩んだ日々。朝鮮半島と日本のあいだから聞こえるかけがえのない声、うた、思いをたどり、自分の物語を生きることを問う珠玉のエッセイ集。寄稿 奥田直美
はじめに─「ぎんこちゃん」のころをへて
過去からの贈り物
わたしの〈ものがたり〉はここに生まれたことからはじまった
チョゴリの制服
トラジはききょうの花
付記 「妹」の謎
「北」に帰ったお姉さん
付記 ディアスポラ・家族離散の記録
オモニのうた
付記 空が紙で 海が墨だとしても……
一九七四年の「ソウル」
伽倻琴とともに歩んだ日々─たくあんの味がしみてきた
ある「李さん一家」のものがたり
おわりに
*
寄稿 言葉の川を流されながら、泳いでいく 奥田直美
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ハザ の発売傾向
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