本棚の記憶

本棚の記憶

三中信宏

灯光舎

本と人生 2 シリーズ

発売日: 2026年5月28日

ISBN: 9784909992116

2,530円

「食べることと読むことは“根”はひとつである気がしてしかたがない。どちらもあるひとりの人間が経験してきた自分だけの“生まれ”と“育ち”の反映といえるからである」 (P.161 自分だけの読書空間を確保する より) 「食べもん」と「本」の記憶のかけらをめぐる、みなか先生の自伝的エッセイ。 「蒐集癖」を患った幼少期や母という最強の京女に震えあがった日々の追憶。学校にはほとんど通わず、孤独に生きた高校時代。東大駒場寮、谷根千の生活と自炊への開眼。古書店店主の「神業」を体感したあの日、難航した約6000冊の「蔵書じまい」プロジェクト。研究を生業にしながら、読書と自炊に明け暮れる著者の原風景を描きます。 「食」も「本」も「人」も、みな一期一会。まだ自分しか知らないその味やあの本、その「唯一性」に人生の価値がある。孤独耐性、「外れ値」としてのわたし。そして、自分の居場所となる「サードプレイス」という存在。刻まれた過去を振り返ることは、個人が何を想い生きてきたかを知ることでもある。 「あの本、この味、あのお店」から紡がれる日々の断片を収録した「本と人生」第2巻。

5月28日の同日発売