雨の日の茶
発売日: 2026年5月1日
ISBN: 9784909727909
4,950円
アテネの生活の中で受けた傷に押しつぶされた若き考古学者のフリスティナは、運命の導くままに日本へと逃げ込むこととなった。ここ日本でフリスティナは人生の哲学の講義をしてくれた友人の敏夫、芸者の寛子とその秘密、そしてお伽噺に出てくる悪役のような老婆の公美と出会い、自らの傷を乗り越え、どうしてこの国に来たのか、そしてこれからどう生きていくのかを学ぶこととなった。そして決意を新たにして人生の次の生涯を歩み出そうとした時に……。ニコス・カザンザキスが描いた日本とギリシアを引き受け、国際PEN GReec会長のペンを通して現代のお伽噺は再び私たちの絆を描くのだった。現代ギリシア文学の専門家による翻訳でお楽しみください。
目次
雨の日の茶 9
日本語版への序文 12
序 18
第一章 20
第二章 30
第三章 42
第四章 46
第五章 54
第六章 68
第七章 90
第八章 106
第九章 118
第一〇章 128
第一一章 150
第一二章 166
第一三章 174
第一四章 182
第一五章 192
第一六章 200
第一七章 216
第一八章 228
第一九章 240
第二〇章 246
第二一章 258
第二二章 268
第二三章 282
第二四章 296
第二五章 310
第二六章 328
第二七章 340
第二八章 358
第二九章 366
第三〇章 378
第三一章 386
第三二章 396
第三三章 404
第三四章 412
脚注 422
訳者あとがき 424