日本書紀 全現代語訳+解説<5>海外との往来ー緊張と受容

日本書紀 全現代語訳+解説<5>海外との往来ー緊張と受容

寺田 惠子

グッドブックス

発売日: 2026年5月29日

ISBN: 9784907461522

2,200円

謎多き5、6世紀の日本を読む。 ●播磨に潜伏していた二王子の発見。「暴君」として描かれる武烈天皇の意味。  北陸から迎えた継体天皇。皇位継承の危機とその回避。 ●朝鮮半島にうち続く動乱。任那の滅亡。 ●欽明天皇期の仏教の伝来。 原著「日本書紀」全30巻の巻15〜19に相当。 ここには多くの謎や、さまざまに議論を呼んだ歴史記事が記されています。 前半で注目すべきは、皇位継承の危機。 清寧天皇には皇子がなく、播磨に潜伏していた二王子の発見によって、再従兄弟(はとこ)へと継承。 さらに武烈天皇から継体天皇への、5代さかのぼる継承。 そして、激動の朝鮮半島情勢。 任那をめぐる百済、新羅、高句麗の攻防。日本はたびたび百済に援軍を送るが、ついに任那は滅亡。 こうした朝鮮半島とのかかわりの中で、欽明天皇期に仏教が伝来。五経博士や暦・医薬等のさまざまな知識人も流入。 こうした文物はやがて日本に根をおろし、独自の発展を遂げていきます。 このダイナミックな時代を、やさしい訳文と興味深い解説で記します。 <主な内容> ◆第二十二代 清寧(せいねい)天皇 星川皇子(ほしかわのみこ)の反乱 潜伏していた二皇子の発見 コラム 清寧天皇が果たした役割 ◆第二十三代 顕宗(けんぞう)天皇 流浪の二皇子 天皇の位を譲り合う兄弟皇子 弟皇子の即位 紀生磐宿禰(きのおいわのすくね)の野望と失敗 ◆第二十四代 仁賢(にんけん)天皇 顕宗天皇の皇后の自害 立太子と崩御 ◆第二十五代 武烈(ぶれつ)天皇  即位前紀─大臣父子の横暴 平群真鳥(へぐりのまとり)の傲慢さ 影媛への求婚と歌の闘い 暴君のいわれ 暴虐な行動 コラム 「暴君武烈天皇」が暗示するもの ◆第二十六代 継体(けいたい)天皇  皇統の危機 北陸へのお迎え 広範な基盤をもつ天皇 天皇は耕作し、后妃は養蚕する 任那四県の割譲 己汶(こもん)と帯沙(たさ)の割譲 伴跛(はえ)の新羅侵攻 大和への遷都 磐井(いわい)の反乱 加羅国と新羅の協定の破綻 「継体」の意味 毛野臣(けなのおみ)の失政…

5月29日の同日発売