戦後文学と東アジア 中野重治・堀田善衞

戦後文学と東アジア 中野重治・堀田善衞

竹内 栄美子

影書房

発売日: 2026年11月26日

ISBN: 9784877145101

7,480円

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1902年生まれの中野重治と、1918年生まれの堀田善衞 。戦後に活躍した二人の文学者の年齢差は16歳だが両者には互いへの厚い信頼があった。共通しているのは、アジアへの問題意識であり、日本のアジア侵略の事実をゆるがせにしないという認識だった。戦後81年、日本のアジア侵略の事実が歪められる文脈が増えている現状のなかで、あらためて中野重治や堀田善衞の仕事を振り返る。 ●『戦後文学と東アジア 中野重治・堀田善衞』目次 第1部 中野重治と堀田善衞  第1章 中野重治と堀田善衞ーー戦後史のなかで  第2章 戦後文学者はアジアをどう認識したかーー『中野重治・堀田善衞往復書簡1953–1979』から 第2部 中野重治  第1章 プロレタリア文学から戦後文化運動へーー中野重治・本多秋五・花田清輝  第2章 傷を負った人とともにあることーー中野重治『冬に入る』から『五勺の酒』へ  第3章 負けた場所から出発するーー中野重治『独立の民族として』と『五勺の酒』  第4章 木下杢太郎・中野重治・大西巨人ーーハンセン病問題への一視角  第5章 『平民新聞』『直言』を受け継ぐーー中野重治『竹内亀松さん』のこと  第6章 中野重治『林ひでさんの手記』執筆禁止時の全集未収録文章ーー徳田秋聲との関連をめぐって  第7章 中野重治を読むーー『雨の降る品川駅』『歌』『機関車』『村の家』『汽車の罐焚き』『歌のわかれ』『五勺の酒』『むらぎも』『梨の花』  第8章 中野重治『雨の降る品川駅』論ーー伏字・李北満・天皇問題  第9章 中野重治と朝鮮 第3部 堀田善衞  第1章 東アジアの終わらない戦争ーー堀田善衞の中国観  第2章 堀田善衞『時間』『夜の森』とアジア・アフリカ作家会議  第3章 堀田善衞『夜の森』成立論ーー松尾勝造『シベリア出征日記』との関わりから  第4章 堀田善衞『時間』『夜の森』のこと  第5章 堀田善衞『広場の孤独』の位置ーー一九五一年、アジア・アフリカ作家会議へ  第6章 堀田善衞『広場の孤独』と崔仁勲『広場』  第7章 堀田善衞『スフィンクス』はなぜ書かれたかーーアジア・アフリカ作家会議との関連から  第8章 戦時下の青春、生きるための思想ーー『若き日の詩人たちの肖像』から『方丈記私記』へ  第9章 『若き日の詩人たちの肖像』から『方丈記私記』へーー『堀田善衞研究論集ーー世界を見据えた文学と思想』刊行記念講演記録 補論  第1章 病理の剔抉ーー辺見庸『1★9★3★7』が問いかけるもの  第2章 グローバリゼイションと国家ーー三・一独立運動、五・四運動百年記念シンポジウムとパンデミックから 初出一覧/あとがき

この本の見どころ (キョウハツ独自解説)

11月発売の小説・書籍943冊中、価格は上位0%(2位)に入る高価格帯。影書房は普段水曜発売が中心ですが、本作は木曜発売と異例のスケジュールです。

この本のデータ (キョウハツ独自集計)

同日発売(木曜日)
107件
同ジャンル 48件
影書房 の発売傾向
水曜日が最多
本作は木曜発売
11月の小説・書籍内 価格順位
2位 / 943件中

11月26日の同日発売