仮)最後に自然の話をしよう 森・川を忘れた日本人へ
発売日: 2026年10月27日
ISBN: 9784864477802
1,870円
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養老孟司、最後の自然論。
幼少期から昆虫採集に親しんできた解剖学者・養老孟司が、昆虫、森、川、子ども、そして人間の感覚について語る一冊です。
森に虫がいる。
川で魚が泳ぐ。
里山で子どもが遊ぶ。
それらが大事なのは分かっているし、守りたいとも思っている。
けれど、それが失われていくなか、その大切さをどう伝えればいいかが分からない。
そんな焦燥感が自然を愛する人々の間に広がるなか、養老はその価値をどう語るのか。
本書では、近年の昆虫の激減、子どもの自然離れ、デジタル化によって身体感覚を使う機会が減っている現代社会、統計やエビデンスを重視しすぎる風潮などを題材に、養老孟司ならではの思索を巡らせた言葉で自然と人間の関係を語ります。
虫捕りは、役に立つからするのではない。好きだからする。
現代人が失いつつあるのは、虫捕りのような感覚を思考より上位に置く活動なのではないか……。
もうひとりの語り手が、河川環境の保全に長年取り組んできた天野礼子です。
かつて「日本の川のジャンヌダルク」と呼ばれ、全国の河川開発の反対運動に身を投じてきた天野は、活動を続けるなかで「闘うだけでは川を守れない」という結論に至りました。
2008年、養老孟司と天野礼子はNPO法人「日本に健全な森をつくり直す委員会」を設立。15年以上にわたり、森林再生と次世代への自然教育に取り組んできました。本書では天野自身の寄稿も収録し、ふたりがなぜ森に目を向け、何を次の世代に残そうとしてきたのかを紹介します。
養老孟司の既存読者に加え、環境・自然、思想・哲学、エッセイ・評論、教育、アウトドアまで幅広い棚で展開可能です。
特に、昆虫や生きものを愛する層、釣りや登山など自然を趣味とする層、子どもの自然離れを心配する親世代、森林・河川環境に関心をもつシニア層まで、世代を越えた読者が見込めます。
環境問題の専門書ではなく、養老孟司の言葉から「自然とは何か」「人間は自然からどこまで離れられるのか」を考える読み物として構成します。そのため、自然科学・環境棚だけでなく、養老孟司既刊と並べた著者棚、思想・哲学、エッセイ、教育関連のフェアなど、複数の売り場で展開しやすい企画です。
虫を捕り続けてきた養老孟司。
川を守り続けてきた天野礼子。
そして、ふたりが15年以上続けてきた森づくり。
森、川、海、生きもの、そして私たちの身体は、どこでつながっているのか。
養老孟司が自然について語り残す、次世代へ手渡したい一冊です。
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
つり人社は普段金曜発売が中心ですが、本作は火曜発売と異例のスケジュールです。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
同日発売(火曜日)
92件
同ジャンル 25件
つり人社 の発売傾向
金曜日が最多
本作は火曜発売
10月の小説・書籍内 価格順位
293位 / 1011件中