せんりょう

せんりょう

三宅麗子

中央公論美術出版

中央公論事業出版 (レーベル)

発売日: 2026年8月10日

ISBN: 9784805580080

1,540円

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・老いの孤独、介護問題、肉親との別れ…、歳を重ねたからこその不安や寂しさをしっかりと受け入れ、前向きに生きる主人公たち。読むと、心がふっと軽くなり、人生に希望が灯る“珠玉の短編集″。 ・老境の哀歓をじっくりと丁寧に描くことに定評がある、著者、7作目の待望の最新作。 ・向日葵、小出毬、桔梗、馬酔木…など8つの花々と木々をモチーフに、植物の生命力、たくましさを通じて、人生にエールを贈る。 ・向日葵 ……… 呑気な妻と心配性の夫。対照的な夫婦は、50年一緒にいてもわからないところが多い。定年後退屈な毎日を過ごす雅彦は、「毎日が楽しくない」と考えているが、前向きな妻の背中を見て、次第に……。 ・初雪葛……… 由利子は麻痺が残る夫の介護の毎日に、心が折れそうになっていた。ある時、夫亡きあと弁当屋をはじめることになった友人との付きあいで、心境に変化が生まれる。 ・小手毬……… 暴力を振るう父とそれが原因で病気になった弟。煙草の不始末で生家は全焼し、家族の思いをつなぐものは全て灰になった。家族の思い出が詰まった「ゆすら梅」を見て由子は……。 ・桔梗……… 祖母に育てられ、父母に溝があった修平。妻の介護のため生家に戻ることになる。多くのことを忘れていく妻と過ごしていくうちに、心境の変化が。これまでは誰かの世話をする人生だったが、自分には別の生き方があったのではないか。自分がいま幸せなのか、不幸せなのか。くり返し考えるうちに、修平が見つけた答えとは。 ・フェイジョア……… 定年後、体力が衰え、日々できぬことが増えていく日々を迎える光夫。思い切って始めたバンド活動は、仲間を得、少しずつ広がっていく。若いときに叶わなかった夢ともう一度向き合っていく。 ・ビックリグミ……… 夫を亡くし、子供たちは巣立ち、一人暮らしの寂しさが心にいつもつきまとっている都子。自由で活発な友人翠の姿を通じて、都子の言動も変わっていく。 ・馬酔木……… 厳格な父にずっと恐れと嫌悪感をいだいてきた冬三。ふと鏡を見ると、晩年の父がこちらを見ていて、驚く。父から受け継いだ性格。母、祖母との似た面。永々と続く血脈の連鎖。若い時に確固として抱いていた思いに、変化が生まれる。 ・千両……… 水道業を営む三郎は、小さな仕事も嫌な顔もせず引き受ける。ある時近所の仲の良い知りあいが亡くなり、誰に看取られることもなく一人亡くなったことを知る。人はやがて消え、その生きる痕跡もなくなっていく。三郎が自分の人生を振り返って得た思いとは……。

この本のデータ (キョウハツ独自集計)

同日発売(月曜日)
222
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本作は月曜発売
8月の小説・書籍内 価格順位
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8月10日の同日発売