咒喰ノ契リ 小説版(仮)(1)
発売日: 2026年9月17日
ISBN: 9784801994256
1,980円
「愛しくて、呪わしい男《ひと》」
「また、かならず、僕らは逢う……」
時代が移ろうとも、けっして消えぬものがある。
それは、人の心に宿る愛と呪いーー。
大正京都の華やかなで妖しき闇のなか、呪いで結ばれた男女の恋愛ファンタジィ×ミステリィ。
〈あらすじ〉
大正十四年、京の都。華やかな文化の香り漂う古都の影で、ひとりの少女がひそやかに息をひそめて生きていた。
“呪いの娘”と忌まれてきた旧華族の少女、環梓 依。
彼女はある日、行く先々で不可解な死が重なると囁かれる男爵、斎条 不知ヰのもとへ嫁ぐ。
だが彼の正体は、古の術で呪いを祓う呪禁師。
そして依の中には、呪いを喰らうかわりに命を蝕んでいく禁断の異能〈喰呪〉が眠っていた。
みずからにかけられた〈喰呪〉の呪いを解くため、依は不知ヰとともに怪事件を追っていく。
少女歌劇を巡る連続死、財閥家に巣食う金蚕蠱、憎む相手を呪い殺してくれる「まほろま神社」--
呪いに彩られし数多の怪異を解き明かしてゆくその果てに、やがて二人を結びつける、遥かなる過去の哀切に満ちた宿縁が、静かにその貌をあらわしていく。