英米文学の愉楽
発売日: 2026年6月19日
ISBN: 9784779131240
3,850円
「たとえ螳螂の斧であろうとも、私たちは英米文学が好きなのだから、地道な研究を進めるだけである」 研究会「構築」メンバー12名による英米・比較文学的論攷集。語学教育の冬の時代に抗し縦横無尽に論じる12の考察。
「明治以来の日本の近代文学を担ってきたのは、まぎれもなく英文学を学んだ者たちであった。英文学プロパーでありながら、著名なシェクスピア学者である坪内逍遥を先達として、夏目漱石、芥川龍之介、正宗白鳥、国木田独歩、横光利一、直木三十五、石川達三といった錚錚たる作家を輩出したのである」(本書より)
第1章 ジョン・リリー『ミダス』の考察
ーー宮廷の外へ向かう新たな挑戦/須田篤也
第2章 ジョージ・ハーバートの蔵書
ーー田舎牧師の心に刻まれる経験という書物/山根正弘
第3章 ドライデンの宗教上の背景
ーー動物寓話詩『雌鹿と豹』を読む/佐藤豊
第4章 宗教とウェルシュ・ナショナリズム
ーー R・S・トマスの詩劇『【非国教会の】牧師』における
宗教問題/永田喜文
第5章 コンラッドの『ノストローモーーある海辺の物語』論
ーー反革命の英雄譚をめぐって/吉岡栄一
第6章 拭い去ることのできない不安
ーーディラン・トマスの「二十四年の歳月が」について/太田直也
第7章 ファビュレーターとしてのイシグロ、マードック、
特にムラカミの物語性について/山本長一
第8章 ジョン・コーンフォードとスペイン内戦
ーージョンがわれわれに遺したもの/川成洋
第9章 ソローにおける円環のイメージ
ーー 輪廻/奥田穣一
第10章 『月齢』
ーーサム・セパード・月がみている男達/古山みゆき
第11章 新渡戸稲造と英文学
ーー「われ太平洋の橋とならん」/長尾輝彦
第12章 揺れる日系二世
ーージョン・オカダ作品における日系アメリカ人像の再考/三牧史奈
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
6月発売の小説・書籍983冊中、価格は上位3%(30位)に入る高価格帯。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
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