チャールズ一世の歴史悲劇
発売日: 2026年10月13日
ISBN: 9784755304583
3,630円
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王権と議会、信仰と自由、暴政と民衆ーー激動の17世紀イングランド。その近代史の核心と真正面から向きあったロマン派詩人シェリーの未完の歴史劇を詳細な解題・註とともに完全邦訳。
〈訳者まえがきより〉
シェリーの『チャールズ一世の歴史悲劇』第一幕は、この互いが相手を暴力(暴政への抵抗とそれへの鎮圧とそれに対抗する反乱/革命)によって撃破するしかない、と思い詰める閉塞感や緊迫感を十分に伝えている。本作品は確かに断片ではあるが、イギリス/イングランドにおける激動の十七世紀という近代史の核心に真正面から向き合っている希有な作品である。自分の意志は神慮であり、それを押し通すためには相手を痛めつけるほかないと思い込んでいる内向きの君主の在り方が、やがて親王制であろうと反王制であろうと暴力の行使以外には手段がない、と思い込んでいくこの時代の精神風土/エートスを舞台化しようとした貴重な作品である。
まえがき
解題『チャールズ一世の歴史悲劇』 The Historical Tragedy of Charles the First について
【本劇作品以前に書かれた劇作品群】
〈『プロミーシュース解放』〉
〈『チェンチ家』〉
・バイロンの『チェンチ家』批判
・『チェンチ家』の同時代評価、その後の舞台化そして現代的意義
〈『オイディプス王 あるいは腫れ足の独裁者 悲劇 全二幕』〉
〈『ヘラス 抒情悲劇』〉
〈『ある未完の劇の断片』〉
【本劇作品の執筆着手と頓挫に至るいくつかの理由】
〈外的要因〉
〈内的要因〉
〈本質的要因〉
・はじめに
・シェリーの書簡に見る『マリーノ・ファリエーロ』に対する反発と評価
・『チャールズ一世の歴史悲劇』の基本構想
・むすび
【本劇作品に与えた影響】
〈歴史書〉
〈文学作品〉
・シェイクスピア
・ボーモントとフレッチャー
・カルデロン
〈文学理論〉
・シュレーゲル
【本劇作品の登場人物一覧】
チャールズ一世の歴史悲劇
第一場
第二場
第三場
第四場
注
あとがき
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
10月発売の小説・書籍1011冊中、価格は上位4%(37位)に入る高価格帯。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
同日発売(火曜日)
89件
同ジャンル 25件
音羽書房鶴見書店 の発売傾向
火曜日が最多
本作は火曜発売
10月の小説・書籍内 価格順位
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