カフカの『変身』をすごくゆっくり読む

カフカの『変身』をすごくゆっくり読む

頭木弘樹

みすず書房

発売日: 2026年10月20日

ISBN: 9784622098805

2,970円

※ 上記リンクは Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイトによる広告です。リンク経由の購入で当サイトが収益を得る場合があります(詳細)。価格・在庫は各サイトでご確認ください。

カフカの最高傑作にして20世紀最大の問題作の一つとされる『変身』を、頭から終わりまで、著者が新訳しながらつぶさに読み解いていく。  ある朝目覚めたら、虫になっていたーーという設定のせいで非現実的な不条理小説と思われがちだが、《身体で読む》達人と一緒に読めば、まるでドキュメンタリーのようにリアルな、胸に刺さる場面の連続! ままならない心と体、家族とケア、居場所と権力構造……『変身』は今を生きる私たちの日常の物語だ。 はじめに 1 なぜ「すごくゆっくり」なのか? 2 現実への補助線という衝撃 3 カフカの「見せない力」 4 虫になったのに遅刻を気にするのはおかしい? 5 カフカの語り口と笑い 6 ベッドから出られない 7 罪悪感がやってきてベッドから出る 8 身体で読む文学 9 ドアが開かれる 10 どうしても受け入れがたいこと 11 出たとたん、追い戻される Intermission 誰が道を切り開いたのか〈1〉  日本で最初にカフカを評価したのは誰なのか? 12 自分の変化に食卓で気づく 13 グレーゴルの食卓 14 食べないことと飲まないこと 15 お金の問題 16 窓の大切さ 17 ケアの熱狂ーーもっと世話するために、もっと不幸になってほしい 18 いちばんの味方がいちばんの敵に 19 林檎が背中にめりこむ Intermission 誰が道を切り開いたのか 〈2〉  日本で最初にカフカを翻訳したのは誰なのか? 20 家族熱 21 家族につけられた傷が、家族を思って痛む 22 自分の部屋が物置になる 23  グレーゴルとベートーヴェン 24 わからないものを待っている 25 グレーゴル、見つかる! 26 燃えつきるケア 27 家族獣ーーグレーゴル、死す 28 「家族がひとつになる」ことの怖ろしさ 29 なぜこのラストが気に入らないのか? 注記 あとがき 主要参考・引用文献

この本の見どころ (キョウハツ独自解説)

本作は頭木弘樹の最新作(通算2作目)にあたります。10月発売の小説・書籍1010冊中、価格は上位6%(63位)に入る高価格帯。みすず書房は普段金曜発売が中心ですが、本作は火曜発売と異例のスケジュールです。

この本のデータ (キョウハツ独自集計)

頭木弘樹 の2冊目
2 / 累計2冊
頭木弘樹 の前作から
-147日ぶり
前作: 六人部屋の十三年間
頭木弘樹 の平均価格比
+495
平均: 2,475円
同日発売(火曜日)
161
同ジャンル 55件
みすず書房 の発売傾向
曜日が最多
本作は火曜発売
10月の小説・書籍内 価格順位
63位 / 1010件中

10月20日の同日発売

関連作品