平安時代仮名文芸覚書
発売日: 2026年5月29日
ISBN: 9784585390633
11,000円
『伊勢物語』『土佐日記』『蜻蛉日記』をはじめ、さまざまな平安時代の仮名文芸のことばや結構を、その時代の感性や認識を見渡す視点より検討。
従来の解釈の刷新を促す新見を提示する待望の一冊。
伊勢物語
一 『伊勢物語』の形成とその背景
二 「まめ男」の背景ー二段
三 「用心」の歌ー二段
四 「築地のくづれ」-五段
五 「友」か「供」かー八・九段
六 「うばらからたち」-六十三段
七 「わがたのむ君がためにと」-九十八段
八 「うづらとなりて鳴きをらむ」-一二三段
九 恋と死
日記
十 『土佐日記』の日付はどう訓むか
十一 「日記」と「歌」-平安仮名日記の編集
十二 『蜻蛉日記』解説
十三 「例の人」考ー道綱母の結婚
十四 「いたらぬところなしと聞き古したる手」-兼家の懸想文
十五 「うつろひたる菊」
十六 『蜻蛉日記』の本文と辞書ー『広辞苑』の用例
十七 仮名日記の冒頭ー『紫式部日記』をめぐって
その他
十八 「なさけ」について
十九 「なさけ」の系譜ー『伊勢物語』の「男」から光源氏へ
二十 「色好み」について
二十一 時の聖俗ー「き」と「けり」
二十二 「このたびは幣もとりあへず」は誰の歌かー『百人一首』菅原道真歌について
二十三 「口にては宰相とこそいふべかりけれ」-「参議」の呼び方
二十四 『主殿集』について
初出一覧