新装版 俊頼髄脳全注釈

新装版 俊頼髄脳全注釈

家永香織/小野泰央/鹿野しのぶ/舘野文昭/福田亮雄

勉誠社

発売日: 2026年4月30日

ISBN: 9784585390596

13,200円

古代歌論の総体、注釈および貴族説話のさきがけ、古代と中世における韻文散文の紐帯を解明する鍵がここにある。 約半世紀ぶりに書き換えられた『俊頼髄脳』の完全注釈。 歌病・歌体・歌枕など初期歌論書における格式の集成は、言わば、古代歌論の総集であり、それに続く歌語釈は、現存最古の和歌注釈で、かつ『江談抄』とともに貴族説話の嚆矢でもある。 定家本を底本にして顕昭本・略本系本を対校した本文に、先行資料および同時代歌論書などの文献を網羅した語釈を付す『俊頼髄脳』全注釈である。 *『俊頼髄脳(としよりずいのう)』とは 源俊頼によって書かれた歌論書。1111〜1112年成立とされる。 *本書は『俊頼髄脳全注釈』(2023年3月刊行、ISBN:978-4-585-39025-1)の新装版です。 凡例 俊頼髄脳全注釈  序  歌の姿、病を避るべきこと  歌の病を避ること  文字数  歌詠むもの  歌の詠み方ー題の詠み方  景物の詠み方  歌の良しといふこと  言ひがら  似物  おぼろけにては詠むまじき詞  古歌に詠み増すこと  歌の返し  物の名を言はで、心に思はせたる歌  歌枕  歌語釈  連歌  歌語釈  歌道への執心  詠歌の遅速  能因法師の歌人としての態度  歌の良し悪し  好む者を歌詠みとはいふなり  良暹と経信  跋 解 説 《概説》 1 『俊頼髄脳』と源俊頼 2 本書の本文と対校本について 《論考》 『俊頼髄脳』の構造 小野泰央 『俊頼髄脳』と後代の歌学書 家永香織 あとがき 家永香織 索引

4月30日の同日発売