まっしろけのけ

まっしろけのけ

有吉 佐和子

実業之日本社

実業之日本社文庫 (レーベル)

発売日: 2026年12月4日

ISBN: 9784408560496

968円

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歌舞伎、日本舞踊、地唄、小道具職人、顔師ー。 伝統芸能の世界を主な舞台に、芸という魔物に魅入られた人々の執念と孤独、家族や師弟の愛憎、そして世代を超えて受け継がれる技術と想いを鮮烈に描き出した全6編。 【収録作品】 「地唄」:渡米を決意した娘と、勘当した盲目の地唄名人である父。芸で繋がれた二人が、琴と三味線の音色に託した最後の情念とは……。 「キリクビ」:歌舞伎の"切首"を彫り続ける老職人。途絶えゆく伝統と時代の波のなか、彼が最後にたどり着く境地。 「まっしろけのけ」:酒浸りの老顔師のもとへ通う女子大生。白粉の下に秘められた職人技を通して、彼女の心へ静かに手渡されるもの。 「ぶちいぬ」:舞踊家に長年仕えてきた32歳の女性使用人。人生の岐路に立たされた彼女が、葛藤の果てに選んだ答えとはー。 「帯」:若さに固執して「藤娘」を舞う女将。華やかな舞台の真っ最中、彼女を襲ったあまりにも残酷なアクシデント。 「線と空間」:近代的な高層ビルの国際電話交換所。目に見えない線でつながる世界の中で、孤立し揺れ動く女性たちのゆくえ。 自身も古典芸能を深く愛した有吉佐和子だからこそ描けた、舞台裏の息遣いと、芸という魔物に命を捧げた者たちの壮絶な生き様。 「消えゆく技をどう継承するのか」「時代の波の中で、人は何を抱いて生きるのか」-。 華やかな舞台の影に潜む、美しくも残酷な人間の業を描き切った不朽の名作。

この本の見どころ (キョウハツ独自解説)

本作は有吉 佐和子の最新作(通算3作目)にあたります。実業之日本社は普段木曜発売が中心ですが、本作は金曜発売と異例のスケジュールです。

この本のデータ (キョウハツ独自集計)

有吉 佐和子 の3冊目
3 / 累計3冊
有吉 佐和子 の前作から
-59日ぶり
前作: 香華
有吉 佐和子 の平均価格比
-110円
平均: 1,078円
同日発売(金曜日)
201件
同ジャンル 48件
実業之日本社 の発売傾向
木曜日が最多
本作は金曜発売
12月の小説・書籍内 価格順位
402位 / 471件中

12月4日の同日発売

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