2049
発売日: 2026年12月4日
ISBN: 9784094076240
858円
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人口減少が進む先にある絶望、または希望
二〇四九年の日本では、高度成長期につくられた道路や水道、橋がいっせいに寿命を迎え、人口減少により人手も、お金も足りていない状況だ。
横浜・ベイサイドの一等地に建つがわずかに傾いたタワーマンションでは、住人がたったの六人。家賃四万円で暮らすエンジニアのリリィは、アマチュア無線を通じて、同じマンションに住む謎の住人と出会う。郊外の団地では、八十六歳の彩夏がAIパートナーに「わたしは認知症なの?」と問いかける。八ヶ岳の麓に生まれた小さな村には、初めての物流ドローンが舞い降りる。九年ぶりに東京へ戻った男は、少年時代の町を巡ろうとして、自動運転タクシーに「目的地」を求められる。そして、インフラの維持を打ち切られた「閉鎖集落」を訪れたリリィは、突然の土砂崩れで外界から切り離されてしまうーー。
社会を維持しきれなくなった都会、身の丈に合わせて暮らしを作り直す地方。ベストセラー『終電の神様』の著者が、縮んでいく社会の中で、それでも続いていく人々の毎日を描く感動の連作短編集。
【編集担当からのおすすめ情報】
人口減少とインフラの老朽化が進んだ「2049年」の日本を舞台にした連作短編集です。
修繕しきれなくなった都会と、小さく作り直される田舎を往復しながら、いま進行している課題(気候変動、人手不足、物流の危機、AI化)を地続きの未来として描きます。五編は独立して読めますが、登場人物や土地が少しずつ響き合い、最終話で一つの景色にまとまります。
著者・阿川大樹さんは横浜市在住で、地域の再生活動にも携わってきた作家です。街と生活のディテールの確かさが、近未来に説得力を与えています。
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
12月発売の小説・書籍498冊中、466位の低価格帯で手に取りやすい価格設定です。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
同日発売(金曜日)
204件
同ジャンル 49件
小学館 の発売傾向
金曜日が最多
本作は金曜発売
12月の小説・書籍内 価格順位
466位 / 498件中