地面師連絡役カトウ
発売日: 2026年6月18日
ISBN: 9784093898546
1,870円
詐欺師集団のリアルを抉るノンフィクション
ネットフリックスドラマ『地面師たち』のモデルとなった「積水ハウス55億円詐欺事件」。その実行犯のひとりで「連絡役」と報じられたカトウは、詐取した"ゲンナマ"2億円を手に怯え、涙を流しながらベッドに投げつけたーー。
週刊誌記者である著者に、連絡役という名の"パシリ"だったカトウが明かした地面師たちの犯行と素顔は、ドラマで描かれた華々しさとはかけ離れたズボラで人間くさいものだった。
大物地面師たちへの取材も加わり、カトウの人生の"浅はかさ"と"空虚な欲望"が抉られる!
ー選考委員激賞!第32回小学館ノンフィクション大賞受賞作ー
◎森健さん
「今さら地面師?」そんな懸念を吹き飛ばす圧倒的なディテールと面白さ。末端構成員だからこそ見えてくる事件、人生がある。
◎酒井順子さん
ドラマではスマートに描かれた詐欺師集団。実際の犯罪計画の意外なほどのユルさに、詐欺犯罪に関わる者たちの心理が滲み出る。
◎河合香織さん
著者が描く詐欺師たちは時に滑稽で、人物像は絶えず揺れ動く。だからこそノンフィクションは面白い。
【編集担当からのおすすめ情報】
豊田悦司、綾野剛…ドラマ『地面師たち』でイケメン俳優たちが演じた華々しい犯行劇。
週刊誌記者である著者が偶然出会った地面師「カトウ」は、彼らの対極とも言える、愛嬌のあるクマ顔のズボラなおじさんでした。
連絡役という名の“パシリ”だったカトウ。彼が目にした地面師たちの犯行は、スマートさとはほど遠い杜撰なものでした。
偽造のパスポート、保険証は不安になるほど雑な作り。決済当日も二転三転するドタバタぶり…行き合ったりばったりな様子は、野球少年から詐欺師に堕ちたカトウの人生にも符合します。
4年半の刑期を終え、犯行に加担した後悔を口にするカトウに、著者は更生を期待して向き合いますが…こちらも一筋縄にはいきません。
カトウの証言だけでは事件の真相は掴めず、著者は今なお獄中にいる大物地面師たちにも取材します。「俺は無実だ」と訴える者、「本当の黒幕は俺だ」と告白する者…海千山千の詐欺師たちが明かした内容から、著者は「積水詐欺事件」の新たな側面を浮き彫りにします。
キレイ事は一切なし。気鋭の女性記者が詐欺師たちの"飽くなき欲求"に徹底的に向き合い描いた、圧倒的に人間クサいノンフィクションです!
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
本作は小学館の最新作(通算2作目)にあたります。小学館は普段金曜発売が中心ですが、本作は木曜発売と異例のスケジュールです。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
小学館 の2冊目
2 / 累計2冊
小学館 の前作から
-15日ぶり
前作: GOAT 御書印帖
小学館 の平均価格比
-165円
平均: 2,035円
同日発売(木曜日)
140件
同ジャンル 32件
小学館 の発売傾向
金曜日が最多
本作は木曜発売
6月の小説・書籍内 価格順位
243位 / 925件中