汽笛、聞こえる
発売日: 2026年7月24日
ISBN: 9784087700626
1,870円
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辛い過去を抱え故郷を去り、奉公先である新潟静修学校に辿り着いたナカ。尋常小学校を出た後、家庭の事情などで進学を諦めた人たちのために開かれた私塾だが、幼い弟妹を働く親に代わって世話する生徒が多かった。そんな生徒たちのために子守をするのがナカの仕事だった。自らの過去を重ね合わせ、次第に子供たちと打ち解け、存在意義を見つけていく。やがて生徒の弟妹以外にも子を預ける親が増え、校長の赤澤鍾美は託児所を「付設子守室」とした。しかし、幼稚園として独立しなければ違法だと官吏から警告を受ける。それには学費を上げなければ続けることが出来ず、本当の意味でここにいる者たちを救うことにはならない。苦渋の決断を迫られたナカと鍾美がとった策とはーー。
日本で最初の保育施設、現・赤沢保育園誕生の軌跡を描いた物語。
【著者略歴】
佐藤雫 (さとう・しずく)
1988年、香川県生まれ。2019年「言の葉は、残りて」(「海の匂い」改題)で第32回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。著書に『さざなみの彼方』『白蕾記』『花散るまえに』『行成想歌』『残光そこにありて』がある。
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
本作は佐藤 雫の初期作品(通算1作目)として位置づけられます。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
佐藤 雫 の1冊目
1 / 累計2冊
次回作まで
あと23.510730363542日
次作: 花散るまえに
佐藤 雫 の平均価格比
+396円
平均: 1,474円
同日発売(金曜日)
393件
同ジャンル 96件
集英社 の発売傾向
金曜日が最多
本作は金曜発売
7月の小説・書籍内 価格順位
238位 / 959件中