全裸の山
発売日: 2026年9月28日
ISBN: 9784087700510
2,090円
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地球には、胞子と呼ばれる二千人程度の小集団社会が存在していた。中央によって、胞子はαからωまでランク付けされているという。
胞子社会には、軍隊や警察に類する暴力装置による物理的強制力は一切存在しない。だが、何者かが他者を殴打といったような暴力を発揮しようとすれば、即座にロボットに拘束される。詐欺的な行為を含むあらゆる暴力を振るう人間からは、何らかのシグナルが発されるらしい。ロボットはそれを絶対に見逃さない。暴力だけが完全な禁忌であり、それ以外はなにをしても許される。また、経済が消滅したこの世界では、金銭の価値は存在しない。
稀少肉体登録者である男性Zは、ある日、αに選ばれたという稀少精神登録者の女性彫刻家Aの来訪を受ける。極限の均整を体現しているZに、Aは「お願い事がありまして」と切り出す……。
新境地を示す、近未来中編小説。
【著者略歴】
花村萬月(はなむら・まんげつ)
1955年東京都生まれ。1989年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。1998年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。著書に「百万遍」シリーズ、「私の庭」シリーズ、『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『ニードルス』『花折』『帝国』『対になる人』『夜半獣』『ハイドロサルファイト・コンク』『槇ノ原戦記』『たった独りのための小説教室』ほか。
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
本作は花村 萬月の最新作(通算3作目)にあたります。集英社は普段金曜発売が中心ですが、本作は月曜発売と異例のスケジュールです。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
花村 萬月 の3冊目
3 / 累計3冊
花村 萬月 の前作から
-18日ぶり
前作: 武蔵【二】父よ母よ──
花村 萬月 の平均価格比
+594円
平均: 1,496円
同日発売(月曜日)
102件
同ジャンル 64件
集英社 の発売傾向
金曜日が最多
本作は月曜発売
9月の小説・書籍内 価格順位
177位 / 1006件中