イングランド田園風景の文化史
発売日: 2026年8月31日
ISBN: 9784000617680
7,150円
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「イングランドのナショナル・アイデンティティは田園風景にある」という観念は、いかにして創造されたのか。ジェイン・オースティンからカズオ・イシグロまで、二世紀にわたるイギリス小説を、同時代の政治・経済・社会・絵画史を背景に読み解き、跡づける。著者のライフワークである文化研究の精華。
はじめに
1 田園主義的イングリッシュネスの発見
イントロダクション
ジェイン・オースティンからジョージ・エリオットへ
第1章 ピクチャレスクの美学とイングランド的風景の発見
--ジェイン・オースティンの小説(一八一一ー一八)
第2章 崇高な風景とヨーマンの没落
--エミリー・ブロンテ『嵐が丘』(一八四七)
第3章 故郷の情景と包摂的社会の構想
--ジョージ・エリオット『フロス河の水車場』(一八六〇)
2 田園主義的イングリッシュネスの確立
イントロダクション
トマス・ハーディからE・M・フォースターへ
第4章 農村の衰退とヘリテージ文化の勃興
--トマス・ハーディ『ダーバヴィル家のテス』(一八九一)
第5章 労働者の田園と社会主義的イングランド
--ウィリアム・モリス『ユートピアだより』(一八九一)
第6章 「ただ結びあわせよ......」エドワード朝イングランドの状況
--E・M・フォースター『ハワーズ・エンド』(一九一〇)
3 田園主義的イングリッシュネスの拡大と批判
イントロダクション
D・H・ロレンスからカズオ・イシグロへ
第7章 帝国兵士たちの死
--D・H・ロレンス「イングランド、わがイングランド」(一九一五/一九二二)
第8章 都市の刺激と田園の憂鬱
--ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』(一九二五)
第9章 「たんなる土地」とフェミニスト・コスモポリタニズムの夢
--ヴァージニア・ウルフ『幕間』(一九四一)
第10章 サッチャリズムとヘリテージ文化の脱構築
--カズオ・イシグロ『日の名残り』(一九八九)
おわりにーーイングリッシュネスのゆくえ
あとがき
文献一覧
索 引
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
8月発売の小説・書籍893冊中、価格は上位0%(4位)に入る高価格帯。岩波書店は普段火曜発売が中心ですが、本作は月曜発売と異例のスケジュールです。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
同日発売(月曜日)
61件
同ジャンル 32件
岩波書店 の発売傾向
火曜日が最多
本作は月曜発売
8月の小説・書籍内 価格順位
4位 / 893件中