医学のあゆみ B型肝炎─functional cureを目指して 299巻4号[雑誌]
発売日: 2026年10月23日
ISBN: 4912204741060
1,705円
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・B型肝炎治療は20年以上にわたり核酸アナログ製剤を主軸に発展し、ウイルス増殖を強力に抑制することで肝疾患の進展抑制に大きく貢献してきた。
・しかし、核酸アナログ製剤はHBV cccDNAを除去できず、感染は終生持続し、肝発癌リスクも完全には消失しない。近年は肝発癌リスクを考慮した治療戦略が重視され、“functional cure(機能的治癒)”の達成が新たな目標として掲げられている。その先陣を切るアンチセンスオリゴヌクレオチド製剤bepirovirsenの臨床導入も、近い将来に期待される。
・B型肝炎治療を取り巻く現況をふまえ、本特集では現在の標準治療からfunctional cureを目指した新規治療戦略まで、この分野を牽引する専門家たちが最新の知見を多角的に概説する。
■B型肝炎ーーfunctional cureを目指して
・はじめに
・B型肝炎治療の現在地
〔key word〕B型慢性肝炎、核酸アナログ(NA)製剤、インターフェロン(IFN)、ペグインターフェロン(PEG-IFN)
・B型肝炎の治療対象/グレイゾーンーーHCCリスクをふまえて
〔key word〕グレイゾーン、indeterminate phase、肝細胞癌(HCC)、抗ウイルス治療
・HBsAg・HBcrAgをめぐる課題
〔key word〕HBs抗原(HBsAg)、HBコア関連抗原(HBcrAg)、cccDNA、iDNA
・HBV RNAを標的とした新規低分子化合物の開発
〔key word〕B型慢性肝炎、機能的治癒(functional cure)、HBV RNA、PAPD5、SAG-524
・免疫賦活治療ーー新規経口TLR-7アゴニストの開発
〔key word〕Toll様受容体(TLR)-7アゴニスト、B型肝炎ウイルス(HBV)マウスモデル、カニクイザル、非臨床安全性試験、FIH(First-in-Human)試験
・治療ワクチン
〔key word〕治療ワクチン、機能的治癒(functional cure)、中和抗体、細胞傷害性T細胞(CTL)
・Bepirovirsenの登場がもたらすB型肝炎治療のパラダイムシフト
〔key word〕Bepirovirsen、アンチセンスオリゴヌクレオチド(ASO)、functional cure(機能的治癒)
●TOPICS 皮膚科学
・病気を「起こす細胞」を「抑える細胞」に変換して、抗原特異的に天疱瘡を治療
●TOPICS アレルギー学
・アレルギー性喘息と骨の減少ーーPiezoチャネルによる骨芽細胞の調節
●連載 医療にいかす行動経済学(29)
・医療にいかす共同体メカニズム
〔key word〕 禁煙医療、禁煙マラソン、共同体メカニズム、恩送り
●連載 知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座(17)
・循環器疾患マーカーの検査
〔key word〕高感度心筋トロポニン、BNP、NT-proBNP、急性冠症候群、心不全
●連載 ネオ免疫学 生命進化に学ぶ免疫学のパラダイムシフト(6)
・抗体の比較免疫学ーー進化の軌跡と医療応用
〔key word〕抗体、抗原受容体、液性免疫、重鎖抗体、超長鎖抗体
●FORUM 分子生物学の臨床応用 “分子”から“疾患・患者”へ(16)
・iPS細胞技術が拓く慢性腎臓病に対する再生医療の新展開
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
同日発売(金曜日)
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医歯薬出版 の発売傾向
金曜日が最多
本作は金曜発売
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