医学のあゆみ 最新の肺高血圧症診療にキャッチアップする 299巻2号[雑誌]
発売日: 2026年10月9日
ISBN: 4912204721062
1,705円
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・かつて5年生存率が20%に満たない疾患であった肺動脈性肺高血圧症は、治療薬が次々と登場したことから治療戦略が大きく進歩し、適切な治療につなげさえすれば予後を大きく変えることができる疾患となった。
・2025年に大きく状況が変わり、肺高血圧症(PH)に関するガイドラインの改訂や、平均肺動脈圧の定義変更をはじめ、わが国独自のリスク層別化指標や治療アルゴリズムが示され、新たにアクチビンシグナル伝達阻害薬ソタテルセプトも承認・発売された。
・本特集では、PHの診療・研究を実際に先導する専門家たちが、心エコースクリーニングと診断から、新薬を取り入れた治療アルゴリズム、遺伝学的検査や肺移植適応を含む患者の層別化、吸入療法・カテーテル治療の広がり、ICTを活用した診療体制まで、PH診療の“今”をわかりやすく解説する。
■最新の肺高血圧症診療にキャッチアップする
・はじめに
・肺高血圧症診断のための心エコーの役割ーースクリーニングから運動負荷心エコーまで
〔key word〕三尖弁逆流速度(TRV)、mPAP/COスロープ、全身性硬化症(SSc)
・Group 2 PHの肺血管機能障害におけるエネルギー代謝異常
〔key word〕左心不全、肺動脈機能、エネルギー代謝、SGLT2阻害薬
・PAH治療はここまで変わるーーソタテルセプトが拓く“リバースリモデリング”の時代
〔key word〕ソタテルセプト、血行動態的寛解、肺動脈性肺高血圧症(PAH)、リバースリモデリング
・肺動脈性肺高血圧症の病態評価と治療アルゴリズム
〔key word〕肺動脈性肺高血圧症(PAH)、臨床分類、心肺併存疾患
・オスラー病に伴う肺高血圧症の診療の実態
〔key word〕オスラー病(HHT)、高心拍出性心不全、門脈肺高血圧症、遺伝性肺動脈性肺高血圧症、鉄欠乏性貧血
・最新のガイドラインに基づいた肺移植適応患者の決定
〔key word〕肺高血圧症(PH)、肺移植、リスク層別化
・可能性が広がるプロスタサイクリン吸入療法
〔key word〕TRIUMPH試験、INCREASE試験、TETON試験
・完全血行再建を目指すCTEPH治療の現在地
〔key word〕慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)、バルーン肺動脈形成術(BPA)、完全血行再建
・ICTを活用した肺高血圧症の効果的診療ーー国内外の動静とDX・AX時代のユースケースを添えて
〔key word〕肺高血圧症(PH)、情報通信技術(ICT)、遠隔医療、個人健康データ(PHR)、ウェアラブルデバイス(WD)
●TOPICS 免疫学
・アルデヒド代謝による気道繊毛保護と呼吸器レジリエンス
●TOPICS 社会医学
・安心して孤独でいられる社会のために:社会的処方の取り組み
●連載 医療にいかす行動経済学(27)
・メタファを用いた医療ナッジのデザインーー認知心理学の視点から
〔key word〕 メタファ、ナッジ、ブースト、批判的思考、二重過程理論
●連載 知っておくと役に立つ!臨床医のための臨床検査医学講座(15)
・骨代謝関連検査
〔key word〕骨吸収マーカー、骨形成マーカー、コラーゲン、骨粗鬆症
●連載 ネオ免疫学 生命進化に学ぶ免疫学のパラダイムシフト(4)
・血液細胞の進化ーー起源、誕生と多様化
〔key word〕血液細胞、進化、分化、マクロファージ、マスト細胞
●FORUM 分子生物学の臨床応用 “分子”から“疾患・患者”へ(14)
・mRNA医薬の進展と新規翻訳機構ICITによる機能拡張ーーPureCap法と環状mRNA技術を基盤として
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
同日発売(金曜日)
314件
同ジャンル 89件
医歯薬出版 の発売傾向
金曜日が最多
本作は金曜発売
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