地平 2026年 6月号 [雑誌]
発売日: 2026年5月7日
ISBN: 4912060530662
1,100円
〔概要〕
今回は、米=イスラエルの戦争に見られる国際法逸脱の問題性を鋭く問う、「瓦礫の上に立つーー国際法の死と生」を特集します。また、高市政権による核武装問題への接近に歯止めをかけるべく組まれた「残り85秒ーー非核の倫理を問う」特集、政府肝いりの「ゼロプラン」を糾弾し在留外国人との共生を考える「つくられた「外国人問題」」もあわせてご期待ください。なお、今福龍太さんの新連載も、ぜひご一読ください。
〔目次〕
★知層 News In-Depth
パレスチナ人死刑法制定へーーイスラエルの国際犯罪
高橋宗瑠(ニューヨーク大学アブダビ校)
南鳥島は適地か?--核ゴミ処分に潜む多くの難題
高野 聡(原子力資料情報室)
★特集1:瓦礫の上に立つーー国際法の死と生
瓦礫の前から応答するーー国際法を「働かなくさせる」瞬間に
根岸陽太(西南学院大学)
〈国際法の死〉のむこうにーー潜在的法規範を思索する
最上敏樹(バーゼル大学客員教授)
ガザ後の世界ーー不処罰という鮮明な課題(上) ヤコヴ・ラブキン(モントリオール大学名誉教授)
★特集2:残り85秒ーー核戦争の現実味
トランプ・ダメージと核のパンドラーー臨界点に向かうNPT体制
太田昌克(共同通信)
「持ち込ませず」の意味ーー非核三原則の前線 梅林宏道(ピースデポ顧問)
★特集3:つくられた「外国人問題」
「不法滞在者ゼロプラン」と排外主義ーー人権保障の変質
指宿昭一(弁護士)
生きることが否定されつづけるーー強制送還がもたらす命と尊厳の搾取
加藤美和(仮放免高校生奨学金プロジェクト)
市民が政治を動かしたーースペインの移民在留資格正規化
パブロ・カスターニョ
★単発
アメリカはなぜ過ちを繰り返すのか 生井英考(アメリカ研究者)
対抗するラテンアメリカーー新たな社会像への模索
後藤政子(神奈川大学名誉教授)
戦争の実験場としてのガザーー構造の転換を ヤラ・ハワリ
★連載
〈新連載〉〈叛ー地政学〉への旅ーーいくつものフォルモーサへ 第1回 軽やかな不変性
今福龍太(文化人類学者・批評家)
台湾・麗しの島だより 第24回(最終回)台湾映画の現在地 『霧のごとく』と『湯徳章ーー私は誰なのか』
栖来ひかり(文筆家)
日本の公安警察2025 第10回 「国家情報局」構想の本質
青木 理(ジャーナリスト)
〈連続インタビュー〉加害研究の戦後史 第3回 東アジアに開かれた歴史へ
笠原十九司(都留文科大学名誉教授)
ルポ 世論工作ーー原発と情報統制 第3回 除染事業をポジティブに
野池元基
電力総連の研究 第4回 左派一掃後の関電労組 後藤秀典(ジャーナリスト)
ユース・ポリティクス 第3回 自分たちで自分たちの代表を送り出す
能條桃子(FIFTYS PROJECT)
ウクライナ通信 第24回 再び破られた復活祭停戦
尾崎孝史(写真家)
歌舞伎町で。 第12回 続・性風俗という暴力 仁藤夢乃(Colabo代表)
山椒のひとつぶ 第2回 媚態とデマの政治家 辛淑玉(のりこえねっと共同代表)
★書評 Independent Book Review
「生き延びたものたちの哀しみ」とともに 村上陽子(沖縄国際大学)
個と場と本 第23回 欲望はどう戦争を支えるのか
磯前大地(くまざわ書店八王子本店)
編集部のイチオシ新刊
Sounds of the World 第24回 ブラー
石田昌隆(フォトグラファー)
読者投稿
編集後記