精神医学 2026年10月号 精神疾患を東洋医学からみるーエキスパートに学ぶ
発売日: 2026年10月14日
ISBN: 4912056271067
3,080円
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漢方医学(東洋医学)は,その基本姿勢として,“心身一如”と称する心身一元論の立場をとる医学である。それゆえ,本来であれば,精神医学と漢方医学との親和性は高いはずである。実際に漢方薬は,身体症状症や一部の不安症に対して,向精神薬以上の効果を発揮することがある。しかし,本誌の読者をはじめとした多くの精神科医は,認知症の行動・心理症状(BPSD)に対する抑肝散や,イレウス予防に用いる大建中湯などを除けば,漢方薬をほとんど処方したことがないというのが実情であろう。その理由の1つとして,漢方医学(伝統医学)と現代医学は,本来,異なる概念の上に成り立ったものであり,診断や治療の方法も異なっていることが挙げられるであろう。漢方医学は,“証(證)”に随って治療すること(随証治療)を原則とするのであるが,随証治療に習熟している精神科医は少ないと思われる。日本東洋医学会は,随証治療を修得するために研鑽を積み,試験に合格した医師を“漢方専門医”として認定している。現在,全国で2,000人程度の漢方専門医がいるが,精神科専門医とのダブルライセンスをもつ医師は20数人しかいない。その数少ないダブルライセンスをもつ医師の約半数が,本特集のために集結してくれた(漢方専門医をおもちでない方であっても,漢方医学に関する知識は,ダブルライセンスの先生方に引けを取らない方々にお願いした)。漢方医学の初心者にもわかりやすい内容であり,紹介している漢方薬は,精神科臨床において,明日からでも使える処方ばかりである。また,鍼灸と栄養についても,それぞれの分野の第一人者にご執筆いただいた。本特集をきっかけに,漢方薬に興味をもっていただき,日常臨床で活用していただければ幸甚である。(「特集にあたって」より)
この本の見どころ (キョウハツ独自解説)
10月発売の雑誌1336冊中、価格は上位4%(53位)に入る高価格帯。医学書院は普段火曜発売が中心ですが、本作は水曜発売と異例のスケジュールです。
この本のデータ (キョウハツ独自集計)
同日発売(水曜日)
356件
同ジャンル 98件
医学書院 の発売傾向
火曜日が最多
本作は水曜発売
10月の雑誌内 価格順位
53位 / 1336件中