おーい、応為
長澤まさみ/高橋海人/大谷亮平/篠井英介/奥野瑛太/寺島しのぶ/永瀬正敏/和田光沙
発売日: 2026年6月19日
ISBN: 4907953241862
3,476円
浮世絵界の巨匠・葛飾北斎には、いつも北斎から「おーい、筆!」「おーい、飯!」と呼ばれたことから「葛飾応為」という号を得た浮世絵画家の娘がいた。
先駆的な女性アーティストである応為と父・北斎との姿をダイヤリーのように綴る。
〇長澤まさみ、永瀬正敏、高橋海人ほか豪華キャストが集結
主演・応為を演じるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞して以降日本映画をけん引し続けている長澤まさみ。長澤は本作が初の時代劇主演作となる。葛飾北斎を演じるのは、『あん』(15)『パターソン』(16)『光』(17)でカンヌ国際映画祭に3年連続で公式選出された初のアジア人俳優・永瀬正敏。さらに、北斎の弟子であり応為の兄弟子である善次郎をKing & Princeの高橋海人が演じる。
〇メガホンを取るのは『日日是好日』『星の子』の大森立嗣監督
監督デビュー作『ゲルマニウムの夜』(05)がロカルノ国際映画祭、東京国際映画祭など多くの映画祭に出展され、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』(10)で日本映画監督協会新人賞を受賞、『日日是好日』(18)『MOTHER マザー』『星の子』(共に20)など話題作を世に送り出し続けている大森立嗣監督が監督・脚本を務める。
〇いま「葛飾北斎」に新たにスポットが当たる!
新紙幣の1,000円札に葛飾北斎の「富嶽三十六景」が使用されたほか、大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(25・NHK)や「広重ぶるう」(24・BSプレミアム)など葛飾北斎に改めて注目が集まっている。また、「葛飾北斎の実娘も浮世絵画家だった」というのはあまり知られておらず、その意外性から注目を集めている。
〇200年前も変わらない女性の悩みと生きざま
当時としては先駆的な女性アーティストであった葛飾応為。同じくアーティストの父親と二人三脚で歩みつつ「誰にどう思われるか」ではなく「自分がどう生きたいか」を大切にし自分を信じた応為の生きざまは、現代を生きる女性にも共感を得ることができる。
今も世界中に熱狂的なファンを持つ、日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎。北斎と生涯を共にし誰もが知るこの天才絵師の姿を、間近で見続けたひとりの女性がいた。彼女の名前は“お栄”。北斎とは父娘であり師弟でもあったお栄は、北斎の右腕として活躍し、やがて、いつも北斎から「おーい、おーい」と呼ばれることから「葛飾応為(おうい)」という号を授かり、当時は珍しかった女性の絵師として江戸の芸術界を駆け上がっていく。その性格は豪胆で自由。茶のひとつもまともに淹れられず、針仕事も不得意だった彼女が、父であり師である北斎の背中から学んだこと。それは描くこと、それこそが生きることー。限りある命を燃やした応為の、これまで語られなかった日々を映し出す。
「美人画では敵わない」と北斎も認めるほどの才を持ち、自らの意志で北斎と共に生きる選択をした応為をたくましくも軽やかに演じ切るのは、日本を代表する俳優・長澤まさみ。日本映画界を牽引し続ける長澤にとって、本作は初の時代劇映画主演となる。脚本・監督を務めるのは『日日是好日』『星の子』の大森立嗣。第44回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞ほか同年の映画賞を多数受賞した映画『MOTHER マザー』以来、再び長澤まさみとタッグを組む。
葛飾北斎を演じるのは、世界をフィールドに活躍する名優、永瀬正敏。名声を得た晩年になっても「猫一匹まともに描けない」とこぼしたと言われる凄まじい絵師としての姿と、“娘を持つ父親”としてのどこか愛くるしい姿が混然となった、新たな北斎像を全身で魅せ切る。また、北斎の弟子であり、応為と友情を交わす実在の絵師、善次郎(渓斎英泉)に高橋海人。どこか浮世離れしたような善次郎を魅力的に演じる高橋海人に目が離せない。他にも大谷亮平、篠井英介、奥野瑛太、寺島しのぶといったそうそうたる顔ぶれが、鮮やかに色を重ねるように本作を紡ぎ上げた。
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